充電カードの比較
賃貸組の悩み
EVを所有して、今のところの悩みの種(という程のものではないが)は、やはり充電に関してです。 近くのガソリンスタンドで気軽に、というのは難しいし、ギリギリまで使って充電というのは言うまでもなく危険です。なんせ電気は容器に入れて運んでくるのが難しいしですからね。。路上での電欠は、最も避けるべきことです。
100kmを切ってくると、頭の中で、いつ、どこで充電できるかをいつもシミュレートする事になります。 考えておかないと、充電時間を確保できなかったり、近くに充電場所がなかったりなんてことになり兼ねないからです。 排ガスを出してないぜ!という高揚と、充電が切れるのが怖いぜ!という不安が入り混じってトレードオフの状態です。 なんだこりゃ。
そして、もう一つの充電に関する悩みが「充電カード」に関してです。
いくつもある充電カード
まず第一に悩ましいのが、充電カードが1種類ではない、という事。
いくつもの会社さんが充電カードを提供し、独自の料金体系を打ち出している。
なんだこれは?充電カード戦国時代なのか?いっそ僕も名乗りを上げるか!と言わんばかりである。
とりあえず、自分自身の頭の整理も兼ねて、充電カードを比較表を作ってみる事にしました。
カード名 | 入会金 | 月額 | 都度料金 | 制限 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
NCS(普通) | 1400円 | 1400円 | 2.5円/分 | 普通充電のみ | トヨタ、ホンダ、三菱が合同で設立した会社 |
NCS(高速) | 1400円 | 3800円 | 15.0円/分 | 高速充電のみ | |
NCS(共通) | 1400円 | 4200円 | 普通2.5円/分、高速15.0円/分 | ||
おでかけCard(レギュラー) | 1000円 | 2500円 | 無料 | 普通充電のみ | サイモンズポイントがたまる |
おでかけCard(プレミア) | 1000円 | 5000円 | 普通2.5円/分、高速15.0円/分 | サイモンズポイントがたまる | |
三菱自動車 電動車両サポートベーシック | 1500円 | 500円 | 普通1.4円/分、高速(三菱販売店)5.0円/分、高速(カテゴリA)12.0円/分、高速(カテゴリB)15.0円/分 | 三菱製EVを所有 | 三菱自動車がサポートする充電カード |
三菱自動車 電動車両サポートプレミアム | 1500円 | 1500円 | 普通1.2円/分、高速(三菱販売店)5.0円/分、高速(カテゴリA)8.0円/分、高速(カテゴリB)15.0円/分 | 三菱製EVを所有 | |
日産ZESPスタンダードプラン | 1500円 | 3000円 | 無料 | 日産カード加入の必要あり | 日産が提供する充電カード |
日産ZESPライトプラン | 1500円 | 1429円 | 普通2.5円/分、高速15.0円/ | 日産カード加入の必要あり | 日産が提供する充電カード |
Gステーションメンバーズカード | 2000円 | 無料 | 1.6円〜5.0円/分 | トヨタが提供する充電カード |
※事実と異なる場合があります。信用しきらないように!
だいたいこんな感じでしょうか?
所感としては、充電カード高いなー!です。特に厳密な計算など行わないただの肌感ですが、やはり「月額もかかり、都度料金もかかる」というこの料金体系自体に、なんとも言えない感じが漂っています。 充電した分だけ払わせて欲しい。一回2000円で満タン+コーヒー付きとか、そんなわかりやすい料金体系を熱望してやみません。
この中でいうと、日産のZESPが魅力的に感じます。特に計算はしてないけれども。なんとく。
とはいえ、テスラオーナー向けには「お出かけCard」が無料で配布
月額費用も、都度料金もテスラが負担してくれているようで、なんかお出かけCardを無料でくれました。 ひとまず1年間は月額、都度料金共に無料らしい。うーん太っ腹!
ただ個人的には、充電がタダ!というのは魅力を感じません。自分が使うものに関しては、その正当な対価を支払いたいタイプの人間だからです。
何はともあれEVは充電環境の整備をまだまだ推し進める必要性を強く感じます。
- 都度料金の公正な料金体系
- 充電スペースの増加
- 充電速度の大幅アップ
- 賃貸オーナーさんのEV充電への理解度アップ
頼みますよ、エライ人たち!