とあるテスラオーナーの備忘録

初めて所有した車がテスラモデルS。電気自動車どころか、車のことが右も左も分からない。悪戦苦闘の記録を残します。

猫魔への道のり

いざ、猫魔へ

スノボへ行くために、タイヤをスタットレスに換装済みでございます。

猫魔への道のりは、およそ300km。満タンに入れたテスラなら、余裕で片道ノー充電で辿り着ける距離だが…。 今回様々な失敗を重ね、不自由な旅となってしまったので、反省も込めて記録しておこうと思います。

願わくば、似たような失敗をする人が少なくなりますように。

失敗① フル充電にしておかなかった

六本木まで充電に行くのをめんどくさがり、近場の宗教法人さんでの充電に甘んじたのがよくなかったです。 その宗教法人さんは、44kw程の速度で充電でき、かつ30分制限がないものだから使い勝手がよく、頻繁に利用させてもらっているのですが、1点だけ問題があり、80%までの充電しかできないことです。

80%の充電。つまり300kmほどの充電しかできていない状態で出発しました。

失敗② 時速140km越えでの運転

80km/h程での運転が電力効率がいいことは把握していたのですが、「早く走ればその分短い間に遠くまで走れるんだからトレードオフだろ?」とタカをくくっていたのですが、甘かったです。甘々でした。あまーい!!!

今回、割とコンスタントにそれくらいの速度で走ったのですが(早く滑りたかったから!)、途中で140kmほど充電したにも関わらず、猫魔の駐車場に着く頃には残り20kmほどの電力しか残されていませんでした。。

つまり、420km分の電力を、300kmで使ってしまったのです。 効率としては、40%ほど余計に消費したことになります。 テスラ基準で言えば、280Wh/kmほどの消費電力で走っていたと思われます。 うーん。効率悪いな…。

やはり、早くても100km/h程に抑えとくのが吉だったのでしょう。。。

寒冷地では止めておくだけで10kmほど充電が減る!

スキー場の駐車場にたどり着いた段階で、残航続距離が20km程でした。 スノボを楽しんだ後に、さあペンションまで行くぞ!という時に、なんと!10kmほどまで減っていました。 えっえっなんで?状態です。 これ、ペンションまで辿り着けるの?と。

幸い、ペンションまではほぼ下りでしたので、電力はほとんど消費せずにたどり着けましたが、近場にロイヤルホテルさんの充電器がなければ完全に詰んでいました。 ありがとう!ロイヤルホテル!ただ20kwは少なすぎるぞ!せめて44kwの設定にしてくれ…。

結論

  • 長距離ドライブの前には充電を満タンに!
    • 電気自動車はガソリン車ほど気軽に燃料補給ができないのです
  • 速度は80-100km/hで
    • 電力効率もそうなんですが、法律は守りましょう、と…
  • 寒冷地では予期せぬ電力消費が起きる!
    • モデルsも停車時にアラートを表示してくれます
    • ガチな警告なので無視しないようにしよう

それでは、快適なテスラライフを!